「nuguで返品や交換をしたいけれど、方法や条件が分からない…」
そんなあなたのために、この記事では nugu公式FAQをもとにした返品・交換・返金の流れ を私が嚙み砕いて解説します。
到着後7日以内の申請ルール、返品できる商品とできない商品、送料負担の違い、返金の反映時期など、複雑なルールを分かりやすくまとめました。
この記事を読めば、初めての方でも安心してnuguの返品・交換手続きを進められます。
nuguは返品・交換可能(但し条件あり)

nuguでは、日本の通販と同じように返品や交換が可能ですが、なんでもかんでもできるわけではありません。
返品・交換の可否は「期限」と「商品状態」で決まる
nuguの返品・交換は「使える場合」と「使えない場合」がはっきりと分かれています。ここでは、返品可能な条件と、どんな場合に受け付けてもらえないのかを整理してみましょう。
返品できる条件(未使用・タグ/バーコード/袋が完備など)
返品や交換が認められるのは、商品が届いたときと同じ状態であることが前提です。公式FAQでも以下のような条件が明示されています。
- 未使用・未着用であること
- 商品に付属していた ブランドタグ・管理用の白いバーコードステッカー・ビニール袋 が揃っていること
- 靴やアクセサリーの場合は、付属の箱やケースが残っていること
つまり「一度試しに着て外に出た」「タグを切ってしまった」「袋を捨てた」などがあると、返品不可となります。受け取ったら、まずタグや袋を確認しながら試着は最小限にとどめるのが安心です。
返品・交換“不可”の代表例
nuguでは、次のようなケースは返品・交換できません。
- 到着から7日を過ぎて申請した場合
- 一度でも使用感がある場合(着用・洗濯・お直し後など)
- 肌に直接触れる商品(下着・インナー・ソックスなど)
- コスメや香水などの消耗品
- セール品やサンプル商品
- ライフスタイルカテゴリ(雑貨など、一部対象外)
特に韓国通販では「肌に触れるものはNG」というルールが徹底されており、日本の通販よりも返品不可の幅が広めです。
一部ブランド・カテゴリで対象外がある(商品ページ要確認)
nuguは複数ブランドの商品を扱っているため、ブランドごとに返品ポリシーが違う場合があります。
例として、
- 「セール対象外」と商品ページに明記されているもの
- 返品不可カテゴリ(例:アクセサリーやオーダーメイド商品)
などは、サイト上の各商品ページに記載されています。購入前に必ず「返品・交換不可」の表記がないか確認しておくのが失敗を防ぐコツです。
交換は「同一商品のサイズ/カラー変更」のみ(回数制限あり)
nuguでの「交換」は、同じ商品のサイズやカラーを変更する場合に限られます。
別の商品への変更や、追加料金が発生するアイテムへの交換はできません。
また、交換は基本的に 1回のみ。
サイズが合わなかったからといって何度も交換を繰り返すことはできないため、初回注文時にサイズ表をしっかり確認しておくことが大切です。
期限とスケジュール
nuguの返品・交換では、「いつまでに申請するか」「その後どのように進むか」が非常に重要です。特に韓国通販は日本よりも期限が短く、流れも決まっているため、スケジュールを把握しておくと安心です。
到着後7日以内に連絡すべき理由(受理条件・審査フロー)
nuguの返品・交換は 「商品到着日を含めて7日以内」 にチャット窓口へ申請する必要があります。
8日を過ぎてから申請しても、どんな理由であれ受け付けてもらえません。
この「7日以内」というルールは、韓国の消費者保護法に基づいた基準です。返品申請が受理されると、オペレーターによる内容確認(商品状態・写真・申請理由)が行われ、その後「返送の案内」が届きます。期限を守らないと、このフロー自体に進めないため注意が必要です。
受付後の流れ
- チャット申請(7日以内)
- nuguから返送方法の案内(返送先住所・送料区分など)
- ユーザーが返送(元払い/着払いは理由による)
- 倉庫で検品(タグや袋が揃っているか、不良かどうかを確認)
- 返金または交換処理(決済会社ごとに反映タイミングは異なる)
特に「倉庫での検品」は必ず入る工程です。申請が受理されても、検品の結果「条件に合わない」と判断されると返品不可になるケースもあるため、梱包や状態管理は慎重に行いましょう。
処理にかかる日数と注意点(在庫切れは自動的に返品対応へ)
返送から返金・交換完了までは、数日〜1週間以上 かかる場合があります。クレジットカードなら「取消処理が反映されるまで数日」、銀行振込や後払いなら「決済代行会社の処理を経由するためさらに数日」かかることがあります。
また、交換を希望した場合でも、希望サイズやカラーが在庫切れになっていることがあります。その場合は自動的に「返金」へ切り替えられるのがルールです。交換希望だからといって必ず交換できるわけではない点に注意しましょう。
申請方法(チャットでのやり取りを徹底解説)

連絡先と対応時間/カスタマーセンターの入口
返品・交換の申請は、nugu公式サイト内の 「チャットサポート」 にアクセスして行います。チャットサポートの対応時間は、平日10:00〜12:00/13:00〜17:00 です。
土日や日本の祝日は休業となるため、その間に申請した場合は翌営業日の対応となります。
申請に必要な情報
- 注文番号・商品名(どの商品を対象にしているのか特定するため必須)
- 返品や交換を希望する理由(サイズが合わない/不良箇所がある など)
- 希望する対応(返金希望か、交換希望か)
これらを最初にまとめて伝えると、オペレーターとのやり取りがスムーズになります。
注文番号・商品名
返品対象を明確にするため、必ず 注文番号と商品名 を記載しましょう。nuguでは複数商品を一度に注文するケースが多いため、「どの商品を返品希望なのか」が曖昧だと対応が遅れてしまいます。
不具合説明・希望(交換/返品)
不良がある場合は、その内容を具体的に説明します。例:「左袖の縫製にほつれがある」「注文した色と違う商品が届いた」など。さらに、返金希望か交換希望かを明確にして伝えることが重要です。
提出すべき画像/動画
nuguの返品・交換では、申請時に 写真や動画の提出 が必須です。これは、オペレーターが「返品条件に当てはまるかどうか」を判断するための材料になります。
- 白ステッカーの写真(商品管理用のバーコードシール)
- 商品全体の写真(外観を確認するため)
- 不良箇所の写真(2枚以上推奨。拡大と全体両方)
- 動画(動作不良が疑われる場合など)
これらをあらかじめスマホで撮影してから申請すると、やり取りがスムーズに進みます。
受付前に自己返送しない(対象外になるリスク)
返品の申請をせず、自己判断でいきなり商品を返送すると、受け付けてもらえず返送が戻されてしまうことがあります。公式FAQでも「必ずチャットで申請後、案内を受けてから返送」と明記されています。
勝手に送ってしまうと、送料が自己負担になるだけでなく、返金もされないリスクがあるため要注意です。
送料・手数料・費用の考え方

返品や交換で一番気になるのが「結局いくら負担するのか?」という点です。nuguでは、返品理由によって送料の扱いが変わるため、間違えると余計な出費になることがあります。ここでルールを整理しておきましょう。
一般返品(購入者都合)→元払い(購入者負担)
「サイズが合わなかった」「イメージと違った」など、購入者の都合による返品は、送料を購入者が負担します。
そのため、返送時は必ず 元払い で発送する必要があります。
もし誤って着払いで送ってしまうと、返金の際に送料分を差し引かれてしまうため注意が必要です。
不良・誤配送→着払い(nugu負担)
商品に明らかな不良があったり、注文と違う商品が届いた場合は、nugu側が送料を負担します。
この場合はオペレーターから「着払いで返送してください」と案内があるので、その指示に従えばOKです。
ただし、購入者都合なのに「不良」として申請すると、検品で弾かれて自己負担扱いになることがあります。理由を正しく伝えることが大切です。
交換送料:700円(別途支払い・案内リンク経由)
交換を希望する場合は、追加で 700円の交換送料 がかかります。
これは、再発送にかかる費用として一律で設定されているもので、公式の案内リンクから支払いを行います。
この支払いを済ませないと交換手続きは進まないため、案内が届いたら早めに対応しましょう。但し、不良品、誤配送などの場合はnugu負担です。
クーポン・送料割引・後払い手数料の返金時のズレ
返品時に戻ってくるのは、商品に対して実際に支払った金額のみ です。
NUGU公式FAQにも「返品の場合、商品に対してお支払いになった金額のみ返金されます。また、適用されていた割引(クーポン・送料割引・GMO後払い手数料など)は条件により自動で差引となります」と明記されています。
つまり、次のようなケースでは返金額が購入時と一致しません。
- 送料無料クーポンを使った場合 → 送料無料分は返金されない
- 割引クーポンを使った場合 → 割引後の金額が返金対象
- GMO後払いを利用した場合 → 後払い手数料は返金されない
このため、返金額が「支払った総額」よりも少なく見えることがありますが、これはシステム上正しい処理なので、問題ありません。
返金の流れと支払い方法別の注意点

返品が受理されると、次は「返金処理」が行われます。ただし、返金の反映タイミングや手数料の扱いは、支払い方法によって異なるのがポイントです。ここでは返金の基本の流れと、決済手段ごとの注意点を整理します。
倉庫で返送品確認後に返金処理
返品品が倉庫に到着すると、まず 検品 が行われます。
ここで「未使用か」「タグや袋が揃っているか」「不良があるか」がチェックされ、問題なければ返金処理に進みます。
ただし、返金の反映スピードはnuguではなく 利用した決済会社の処理スケジュール に左右されます。そのため「nuguからは返金処理済み」でも、利用者側の口座やカード明細に反映されるまで数日〜数週間かかることもあります。
クレジットカード支払いの場合
クレジットカードで支払った場合は、決済の取消処理 が行われます。
注意点は以下の通りです。
- 返金は「口座振込」ではなく「カード請求の取消」という形になる
- 請求締め日の関係で、一時的に「支払い済み」として表示されることがある
- 翌月以降の利用明細でマイナス計上(相殺)される場合もある
つまり「カード明細にすぐ返金が反映されない」ことは珍しくありません。二重請求ではないので、1〜2か月分の明細を確認しておくと安心です。
銀行振込の場合
銀行振込で購入した場合、返金は GMOペイメントゲートウェイの送金サービス を通じて行われます。
- 振込は国内銀行口座に限られる
- 返金先の口座情報を登録する必要がある
- 振込まで数日かかる場合がある
海外口座には返金できないため、日本国内の口座を持っていないと受け取れない点に注意しましょう。
GMO後払いの場合
GMO後払いを利用した場合は、少し特殊な扱いになります。
- 請求書がすでに発行されている場合、返品が完了すると「請求金額の訂正」または「返金」が行われる
- 後払い手数料は返金対象外になるケースが多い
- 返金が処理されても、支払期限が近い場合は一度支払わなければならないことがある
このため、返品申請をしたら必ず チャットで後払いの請求状況を確認 しておくと安心です。
梱包・返送の実務(ユーザーが詰まりやすいポイント)

返品・交換が承認されても、実際に返送する段階で間違えると「受付不可」になってしまうことがあります。梱包の仕方や送り状の書き方など、細かい部分に注意が必要です。
元の袋の再利用とラベルの扱い
返品時は、商品が届いたときの透明袋や白い外袋を再利用するのが基本です。公式でも「元の包装を使用してください」と案内されています。
ただし、袋に貼られていた 配送ラベル(送り状シール) はそのまま残すと誤配送の原因になるため、必ず剥がしてから新しい送り状を貼ります。
返送先・伝票の宛名は案内通り(自己判断NG)
返送先住所は、チャットでオペレーターから案内される内容に従う必要があります。
同じnuguでも、ブランドや商品によって返送先が異なる場合があるため、自己判断で住所を書かないことが大切です。
また、送り状の宛名や電話番号も案内通りに記入しましょう。記載ミスがあると、倉庫で受け取りができず返品処理が進まないケースがあります。
「交換」と「返品(返金)」の違いを整理

nuguでは「交換」と「返品(返金)」は似ているようでルールが大きく異なります。どちらに該当するかを理解しておかないと、申請時に希望通りの対応が受けられないことがあります。ここで整理してみましょう。
交換は同一商品のサイズ/カラー変更のみ
nuguで認められている「交換」は、同じ商品の「サイズ」や「カラー」を変更する場合に限られます。
たとえば「MサイズをLサイズに」「黒から白に」といった変更は可能ですが、まったく別の商品に差し替えることはできません。
また、差額が発生する商品(例:セール価格と通常価格の商品を入れ替えたいなど)への交換も不可です。交換は「同一商品・同一価格内」でのみ成立します。
在庫切れの場合は自動で返品に切替
交換を希望しても、希望のサイズやカラーが在庫切れの場合は 自動的に返品(返金対応)に切り替わります。
この場合、ユーザー側で「返品に変更してください」と言い直す必要はなく、システム上で返金処理に移行します。
「交換希望だから必ず交換できる」とは限らない点を覚えておきましょう。
交換は1回のみ(繰り返しは制限対象)
交換は 1回限り と公式に定められています。
たとえば「M → Lに交換したけど、やっぱりXLにしたい」というような再交換は原則不可です。
繰り返し交換を申請すると「過度な返品・交換」と判断され、今後の利用制限につながる可能性もあります。サイズやカラーを選ぶ際は、最初の注文段階で商品ページのサイズガイドをよく確認しておくことが重要です。
不良判定の可否ライン(“不良扱いにならない”例)

「商品にちょっと気になる点があるから返品したい」と思っても、必ずしも不良品として認められるわけではありません。公式FAQにも「返品不可とされる軽微な状態」が具体的に記載されています。ここでは、不良とみなされないケースを整理します。
衣類の軽微な不良
以下は 不良対象外 とされます。
- 商品の機能性を著しく損なう欠陥ではない商品
- 梱包・輸送時に発生するシワ
- 糸のほつれ
- 印ペンでついた小さな印や跡
- 生地特有の匂い
- エナメル素材に入る細かい傷や擦れ
- 梱包ビニールの破損
- 商品タグ、ラベル、値札が外れているもの
- ムートンジャケットなどのボア(ファー)落ち
- ボタンホールの穴が空いていない(自分でカットする)
これらは公式FAQで「不良ではない」と明示されています。
こうした点は「使用に支障がない」と判断されるため、不良返品はできません。
肌着・コスメなど「現状復旧不可」の商品
そもそもカテゴリとして返品不可のものもあります。
- 肌に直接触れる商品(下着、インナー、ソックスなど)
- コスメ、香水、食品などの消耗品
- 一度でも使用・試用されたもの
これらは「衛生面や安全上の理由」で返品対象外です。
店舗(オフライン)購入品の返品・交換

nuguはオンライン通販が中心ですが、東京・大阪にオフライン店舗があります。
実店舗で購入した商品の返品・交換は、購入した店舗に直接問い合わせる必要があります。実店舗で買った商品はオンライン窓口では返品・交換できない という点に注意が必要です。
nuguのチャット窓口やカスタマーサポートに連絡しても、オンライン注文以外は対応してもらえません。
そのため、レシートや購入明細は必ず保管しておきましょう。
申請に使えるテンプレート

チャット窓口では「どんな風に書けばいいの?」と迷いがちです。ここでは、状況ごとにすぐコピペして使える申請文を用意しました。必要に応じて、自分の情報(注文番号や商品名など)を書き換えて利用してください。
【チャット送信用】返品申請(一般返品)
注文番号:123456789
商品名:〇〇(カラー:ブラック/サイズ:M)
返品を希望します。
理由:サイズが合わなかったため
返金対応をお願いします
👉 購入者都合の場合は「理由を簡潔に」「返金希望であること」を明記するのがポイントです。
【チャット送信用】不良・誤配送(画像添付込み)
注文番号:987654321
商品名:△△(カラー:ホワイト/サイズ:L)
不良商品のため返品・交換を希望します。
理由:左袖の縫製にほつれがありました。
添付:商品全体の写真/不良箇所の拡大写真/白ステッカー写真
希望対応:交換可能であれば交換、在庫がなければ返金をお願いします。
👉 不良や誤配送の場合は「不良内容を具体的に説明」「画像を添付」「希望する対応(交換 or 返金)」を明確にしましょう。
【交換希望】サイズ/カラー変更用(在庫確認文)
注文番号:246813579
商品名:□□(カラー:ネイビー/サイズ:S)
交換を希望します。
理由:サイズが合わなかったため
希望交換内容:同じ商品のカラーはそのまま、サイズをMに変更
交換送料700円の支払い案内をお願いします。
在庫がない場合は返金対応を希望します。
👉 交換は「同一商品のサイズ・カラー変更のみ」が条件なので、その点をしっかり明記することが大切です。
まとめ:スムーズに進めるコツ

nuguの返品・交換は、日本の通販と比べると条件や期限がやや厳しめです。ですが、ポイントさえ押さえておけばスムーズに進められます。
この記事を参考にして、落ち着いて返品・交換申請を進めてみてください。
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